脳挫傷によって改善した複合性局所症候群
奈良大学の柴田政彦教授の講演中でご自身が経験された症例です。風邪の治療で前腕に静脈注射を受けた際に神経が損傷し、複合性局所症候群(CRPS)が生じました。その後11年間、手を触ると痛みが生じ続けました。ある日、転落して頭…
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奈良大学の柴田政彦教授の講演中でご自身が経験された症例です。風邪の治療で前腕に静脈注射を受けた際に神経が損傷し、複合性局所症候群(CRPS)が生じました。その後11年間、手を触ると痛みが生じ続けました。ある日、転落して頭…
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私が発表した症例です。50代女性で右下の臼歯がしみるという主訴でしたが、歯には異常が見当たりませんでした。強い痛みが生じ、1分間ほどですぐに痛みが消失するということでした。また、口を動かすと痛みが生じることがあるといった…
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いくら治療しても葉の痛みが治まらない場合に実は歯が痛みの原因ではなかったという場合があります。このような非定型歯痛の場合は、いったん歯科処置を中止して薬物療法を行います。この症例ではアミトリプチリン(三環系抗うつ薬)の投…
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オーラルフレイルを意味する保険病名として口腔機能低下症が保険病名として2018年4月に登場しました。私がときどき行う大阪府の後期高齢者歯科健診の検査項目の中にも口腔機能検査が幾つか含まれています。 オーラルフレイル(口腔…
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永嶋哲也教授の教育講演です。臨床研究の方法が倫理的に問題ないものであるようにする改善の歴史には2つの大きな節目がありました。1つ目はナチスの人体実験です。2つ目は1972年に発覚した米国のタスキーギ事件です。この事件は1…
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横浜市で歯科医院を開業している中城基雄先生の発表です。スマホを使い続けると口臭が発生することを実験で確かめました。表情筋が緊張して動きが悪くなり、唾液の分泌量が低下することから口臭が生じるようです。歯ブラシを使って頬粘膜…
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人間には他者の痛みを癒そうという行動特性が観察されます。痛みを感じている他者との関係性によって、その理由は3通りに分類されます。 親しい人が痛みを感じている場合 その人の痛みを取り去れば、その人に喜びがもたらされ、自分も…
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痛みに関するさまざまな心理実験を脳画像で解析した研究結果を元にして痛みの心理的側面が解説されている本です。ペインマトリックス(ニューロマトリックス)といって、痛みに関係する脳の領域には前頭前野、全帯状回、島皮質、線条体な…
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井畑先生が紹介されていた論文です。歯科で最初のCAD/CAMマシンであるセレック1が発売されてすぐの時期(1989年~1991年初頭)に装着したセレックインレー/アンレー200個を17年後に調査しました。その結果、88.…
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プロフェッショナル・トゥース・クリーニングとは即ち、歯科医療のプロによる歯磨きのことです。皆さんは、歯磨きのために毎日どれくらいの時間を費やしているでしょうか?残念なことに、虫歯や歯周病の予防のためにはどんなに丁寧かつ熱…
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