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MTAを用いた覆髄

治療法 2022年04月25日

MTAとは歯科治療に用いるケイ酸カルシウムを主成分としたセメントの一種で、保険適応外の大変高価な材料ですが、他のセメントにはない優れた性質を持っています。MTAとはMineral Trioxide Aggregateの略で、直訳するとミネラル三酸化物集合体となります。

MTAの持つ強いアルカリ性が歯髄の細胞を刺激し、補綴象牙質が形成されます。そのパワーは保険適応の覆髄剤である水酸化カルシウムよりも強く、殺菌作用もあります。

また、MTAは覆髄剤として用いられるだけでなく、穿孔封鎖剤、根管充填剤、逆根管充填剤としても優秀で、上質な自費治療には必要不可欠な材料といえます。

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