本態性舌痛症
最も多いタイプで、さまざまな検査を行っても原因が見当たらない。
ドライマウス
唾液分泌量の低下や口呼吸による唾液の蒸発が著しい場合に、口腔内が乾燥する症状。唾液分泌量が低下する原因には薬の副作用やストレス、筋力低下、加齢、シェーグレン症候群、唾液腺疾患、脱水などがある。
扁平苔癬、地図状舌
上記の自己免疫性粘膜疾患により、口腔粘膜の痛みが生じたもの。
口腔カンジダ症
ドライマウス、抗生物質の長期使用、免疫力の低下、エイズ、糖尿病、口腔内の不潔な状態でカンジダ菌というカビ(真菌)が繁殖して痛みが生じたもの。
栄養障害
栄養障害
貧血や鉄、亜鉛、銅、葉酸、ビタミンB類などの血清成分の欠乏
アレルギー
歯科用金属、食物、薬剤によって生じる。
疼痛性障害
ストレスなどの心理的・社会的要因のため痛みが生じたもの。
大うつ性障害、統合失調症
精神病の身体症状として、痛みが生じたもの。
逆流性食道炎
口腔内への胃酸の逆流により、口腔粘膜が傷害されたもの。
内分泌障害
糖尿病や甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症、甲状腺ホルモンの服用で神経障害性疼痛や痛覚過敏が生じたもの。
自己免疫疾患
シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織炎
神経変性疾
多発性硬化症、アミロイドーシス