頬、舌、口唇粘膜を何度も噛んで粘膜が傷ついた結果、中心部分にびらんや潰瘍が生じ、周辺が白く厚く盛り上がった状態をいいます。歯ブラシを当てた傷の他、噛みタバコによる刺激や舌を前歯に押し付ける癖などでも生じますが、そのような習性を中止すれば白色病変も消失します。
参考文献
- Morsicatio Mucosae Oris—A Chronic Oral Frictional Keratosis, Not a Leukoplakia
Sook-Bin Woo and Dorothy Lin
J Oral Maxillofac Surg 67:140-146, 2009