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桂麻剤

肺の実証に用いる桂麻剤は、桂枝と麻黄から構成された処方群です。一方、肺の虚証に用いる桂枝湯類は桂枝のみとなり、麻黄は含まれていません。桂枝と麻黄の組み合わせには表を温めて発汗する作用があります。

桂枝はシナモンの仲間でアップルパイやカプチーノにも使用され、ニッキ(肉桂)は京都の八ツ橋が有名です。

麻黄の主成分であるエフェドリンには気管支拡張作用があるため、風邪薬や気管支喘息の薬に配合されています。また、覚醒剤のヒロポンも麻黄を使って合成されます。

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