風邪(ふうじゃ)や寒邪(かんじゃ)が消化管から内臓に入った病期を少陽病期といい、半表半裏に熱がこもって発熱と悪寒を繰り返す往来寒熱が生じます。 この微熱のために胸脇苦溝、食欲不振、口の苦味、悪心、嘔吐、舌の白苔が生じ、夕方になると熱が出る潮熱もまた特徴的な症状です。 少陽病期に用いるのは小柴胡湯などの柴胡剤です。