TCHリスクの診断
- TCHのリスクの程度を1、2、3a、3bとランク付けする方法があります。数字が大きいほどリスクが高く歯の治療の際に配慮が必要となります。
TCHリスク3b
- 顎関節の機能時痛、開口障害、咬合異常感がみられる。
TCHリスク3a
- 歯列離開テストで異常が生じる。
TCHリスク2
- 歯列接触テストを行っても、つらさや疲労感が生じない場合はTCHリスク2とします。このテストで正常であっても、口の中にTCHと関連する所見が見られた場合はTCHリスク2とします。関連する所見とは歯の咬耗や楔状欠損、舌や頬粘膜の歯痕、骨隆起などを指します。
TCHリスク1
- 上記のいずれの問題もみられない場合です。ただし、ライフイベントや生活習慣の変化によりTCHが出現する潜在的な可能性はあるため、リスクがないわけではありません。
歯が接触している |
筋肉への負担がある |
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