ひぐち歯科、口腔外科・口腔内科メディカルインフォメーション |

電話:072-646-8445

上顎や顔面の痛みが続いている

2015/2/27

相談: (40歳 女性)

はじめまして。昨年の12月末に、左上顎の奥歯を抜歯しました。その後、ドライソケット及び感染症(上顎洞炎)を患い入院しました。ドライソケットの穴は塞がりましたが、現在でも患部に痛みがあります。

主治医の見解は、三叉神経痛なのでリリカを200mg処方していただきましたが、眠気が強く、ペインクリニックの高周波を使ったブロック手術をうけました。患部には有効でしたが、他の第三枝が痛くなりました。顔面痛にも悩まされています。

現在は、トリプタノールを1日30mgを服用していますが、痛いです。回答をお待ちしております。宜しくお願いします。以上。

回答:口腔内科 樋口均也

上顎や顔面の痛みが続き、現在は三叉神経痛が主な原因のようですね。ドライソケットは既に治っているということですが、抜歯の部分はよくなっているのでしょうか。それとも、以前からこの部分が痛むために抜歯したのでしょうか。

歯自体には問題がないにもかかわらず、歯が痛むことも珍しくありません。三叉神経痛や神経障害性疼痛、筋・筋膜痛、疼痛性障害など、該当する症状は多種多様にあります。

現在トリプタノールを30mg服用されているようですが、増量により痛みが和らぐ可能性がある他、麻薬性鎮痛薬、アセトアミノフェン、漢方薬、抗不安薬を併用すればさらなる改善も期待できます。担当医とよく相談されることをお勧めします。

ページの一番上へ