陽明病とは大腸と胃の病気のことです。陽明病には以下3点の特徴があります。
1. 熱の病
- 大腸は「伝導の官」であり、邪気の出口となります。ここに湿邪が溜まり、湿熱が生じます。
2.気血の病
- 胃や大腸は飲食物の栄養分(水穀精微)を吸収し、気や血を生み出す臓器です。陽明病にかかると吸収不善から気血が不足し、母乳が出ない、閉経、月経不順、頭痛、眩暈などの症状が出現します。
3.局所の病
- 気滞血瘀、肝気欝血などにより、テニス肘など局所の痛みが生じます。
陽明病とは大腸と胃の病気のことです。陽明病には以下3点の特徴があります。