ひぐち歯科、口腔外科・口腔内科メディカルインフォメーション |

電話:072-646-8445

 人生脚本

交流分析の考え方によると人は幼少期に自分の生き方を規定し、成長後もその考えを持ち続けるとされています。これを「人生脚本」といい、子どもの頃の体験や両親からの影響が無意識のうちにその後の生き方を形作っていくのです。

人生脚本は子どもがまだ言葉を話せない時期に子ども自身の「決断」によって作られ、初めから中間、結末までが筋書きのある人生計画として描かれます。その結末には子ども自身が望む報酬が用意され、この結末に向けてドラマが計画されていくのです。両親は子どもの脚本について決定権を持ってはいませんが、影響を与え続けることで脚本を補強します。この脚本に子ども本人が気づくことはなく、成長の過程で直面する現実は脚本を「正当化」するために「再定義」されます。

ページの一番上へ