太陽病期の代表的な症状は脈浮、頭頂強痛、悪寒です。さらに頭痛、発熱、舌無苔、関節痛、筋肉痛、上気道炎といった症状も見られます。実証と虚証では発汗に相違が見られ、前者は無汗、後者は自汗が特徴です。 太陽病期の活則は発汗であり、汗を出すことで熱を下げるとともに寒邪や風邪(ふうじゃ)を体外に追い出します。