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張仲景

『傷寒論』の著者である張仲景は後漢の時代に政府の役人を務めました。猛威を振るった「傷寒病」によって親族100名の内3分の2をなくしたことをきっかけとして医者に転じました。

傷寒とは熱が出てぶるぶると震える状態のことで、寒邪が体に侵入してきてこのような悪寒が生じると考えられていました。傷寒病とは今でいうインフルエンザのことですが、病気の進行過程を分析し、それぞれの時期に有効なあ漢方方剤を解説したものを『傷寒論』として著しました。

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