地黄(じおう)
ゴマノハグサ科の地黄の根茎を乾燥させて生薬にしたものです。写真は大阪薬科大学薬用植物園で栽培されていたジオウです。
「陰」を潤し「血」を養う効果を持つ補血剤の代表で、地黄をそのまま乾燥させたものを「生地黄」、蒸した後に乾燥させたものを「熟地黄」といいます。前者は補血作用、後者は滋陰作用が強いとされています。
地黄は六味丸、八味地黄丸、牛車腎気丸、竜胆瀉肝湯、温清飲、芎帰膠艾湯、四物湯、十全大補湯、疎経活血湯など、多くの方剤に用いられています。
地黄(じおう)
ゴマノハグサ科の地黄の根茎を乾燥させて生薬にしたものです。写真は大阪薬科大学薬用植物園で栽培されていたジオウです。
「陰」を潤し「血」を養う効果を持つ補血剤の代表で、地黄をそのまま乾燥させたものを「生地黄」、蒸した後に乾燥させたものを「熟地黄」といいます。前者は補血作用、後者は滋陰作用が強いとされています。
地黄は六味丸、八味地黄丸、牛車腎気丸、竜胆瀉肝湯、温清飲、芎帰膠艾湯、四物湯、十全大補湯、疎経活血湯など、多くの方剤に用いられています。