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肺の働き

肺は気を主る

肺から取り込んだ気を全身に行き渡らせます。

肺は宜発と粛降を主る

宜発作用によって気や津液を全身の皮膚に送り込み、粛降作用で気や津液を他の臓器に降ろします。

肺は呼吸を主る

外界から清気を吸収し、体内に濁気を呼出します。

肺は水道を通調する

脾に取り込まれた水液は肺に転輸された後、肺の宜発作用によって全身に輸布します。また、漆理の開閉を行うことにより発汗を調節します。

肺は治節を主る

肺は呼吸をリズミカルに行わせるとともに、血液の運行を規則正しく制御し、両者を協調させています。治節とは心臓の血液循環を助ける作用のことです。

肺は百脈を発する

百脈とは全身をめぐる十二の経脈のことです。精気や血液は肺の働きや助けにより、全身に行き渡ります。

肺は声を主る

肺気がのどを通る際に声が出ます。

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