気は吸気と食物から体に取り込まれます。肺の働きにより吸気から吸収した天からの気を「清気」といい、脾の働きにより飲食物から吸収した大地の気を「精気」といいます。
脾で取り込まれた精気は肺に送られ、肺で清気と一体化して正気(気)となります。肺の正気は宗気といい、呼吸に伴って宣発粛降されます。呼気によって宣発された気と津液は皮膚に送られ、皮膚を守る気は衛気となります。吸気によって粛降された気と津液は、全身の臓腑や経絡に送られます。肺の気の主な受け手は腎であり、これを納気作用といいます。
気は吸気と食物から体に取り込まれます。肺の働きにより吸気から吸収した天からの気を「清気」といい、脾の働きにより飲食物から吸収した大地の気を「精気」といいます。
脾で取り込まれた精気は肺に送られ、肺で清気と一体化して正気(気)となります。肺の正気は宗気といい、呼吸に伴って宣発粛降されます。呼気によって宣発された気と津液は皮膚に送られ、皮膚を守る気は衛気となります。吸気によって粛降された気と津液は、全身の臓腑や経絡に送られます。肺の気の主な受け手は腎であり、これを納気作用といいます。