中医学における脈診は両手の脈を診ます。触れやすい榛橈骨茎状突起の内側の脈を「関脈」といい、関脈よりも末梢側に「寸脈」、中枢側に「尺脈」を触れますが、同時にこの三つの脈を診ます。左手の寸脈は「心」、関脈は「肝」、尺脈は「腎」を表し、右手の寸脈は「肺」、関脈は「脾」、尺脈は「腎陽」を表します。
脈に軽く触れるだけで感じる脈が「浮」、中等度に押さえたときに感じる脈が「中」、強く押さえて感じる脈が「沈」です。寸感尺の三部に浮中沈の三侯の押さえ方でわかる脈の状態を「三部九候」といいます。
中医学における脈診は両手の脈を診ます。触れやすい榛橈骨茎状突起の内側の脈を「関脈」といい、関脈よりも末梢側に「寸脈」、中枢側に「尺脈」を触れますが、同時にこの三つの脈を診ます。左手の寸脈は「心」、関脈は「肝」、尺脈は「腎」を表し、右手の寸脈は「肺」、関脈は「脾」、尺脈は「腎陽」を表します。
脈に軽く触れるだけで感じる脈が「浮」、中等度に押さえたときに感じる脈が「中」、強く押さえて感じる脈が「沈」です。寸感尺の三部に浮中沈の三侯の押さえ方でわかる脈の状態を「三部九候」といいます。