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線維性骨異形症の良性の腫瘍ですとの診断を受けました

2015/4/24

相談: (10代 女性)

CT検査・生体検査の結果、線維性骨異形症の良性の腫瘍ですとの診断を受けました(大きさは下顎、奥歯3本分位)。今後の流れで言いますと、3~4ヶ月後にもう一度CT検査・生体検査を受け腫瘍の大きさを確認の予定です。先生のお話では下顎の切除をした方が良いと説明を受けました。

相談ですが、線維性骨異形をいろいろ調べてみると成長が止まると病気の進行も止まるようなことも書いてあるのもありますが、腫瘍だと必ず大きくなるものなのでしょうか大きくなるものなら、この三、四か月で急に大きくなることはないのでしょうか。

回答1:口腔内科 樋口均也

線維性骨異形症とは骨の内部に成熟した海綿骨が形成されず、線維組織ができてしまう病気です。線維組織が増殖して骨が変形して腫れたり、わずかな力が加わっただけで骨折したりすることもあります。

腫瘍ではないため、必ず大きくなるということはありません。小児期に発症し、成人すると進行がストップするケースもあります。

従って、定期的に診察を受けて推移を見守り、適切な時期に手術を受けられることをお勧めします。

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