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痛みへの対応

痛みは末梢から脊髄を通って脳に入りますが、どこかでブロックすれば痛みを抑えることができます。

  1.  痛みの原因となるできごとへの対策
    ・刺す、切る、捻る、挟む、圧迫する、打つ、引っ掻くに対して、逃げたり予防したりする
    ・発痛物質の産生をNSAIDsで抑える
    ・内臓痛に対して、圧迫や虚血を解除したり、鎮痙剤を用いたりする
    ・筋緊張に対して理学療法、局所麻酔薬、漢方薬、筋弛緩剤、鍼灸を用いる
  2. 1次ニューロンや2次ニューロンの伝達、シナップス伝達を局所麻酔薬、抗てんかん薬で抑制する
  3. シナップス伝達を局所麻酔薬、オピオイド、トラマドール、タベンタドール、プレガバリン、三環系抗うつ薬、SNRI、NSAIDs、NMDA受容体阻害薬で抑制する
  4. 下降抑制系をオピオイド、トラマドール、タベンタドール、アセトアミノフェン、三環系抗うつ薬、SNRI、ノイロトロピンで強化する
  5. 大脳辺縁系での不快感の発生を抗不安薬で和らげる
  6. 脊髄の交感神経細胞を交感神経ブロックで抑える

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