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 口腔異常感症・口腔内セネストパチー

口腔異常感症

咽喉頭異常感症原因がないにもかかわらず、口の中がネバネバする、べたべたする、あるいはザラザラするなどの不快感や味覚の異常を訴える病気を口腔異常感症といいます。若い人にも見られる病気ではありますが子供には発生せず、男女を問わず高齢者に多いことが特徴です。

口腔内セネストパチー

口の中に虫が這っている、あるいは歯の間から金属状の異物が出ているなど、現実ばなれした口の異常感を訴える病気を口腔内セネストパチーといいます。とかく幻覚や妄想であると一蹴される傾向にありますが、実は脳神経細胞のネットワークの障害が原因です。脳神経細胞の活動による主観的な感覚的質感を「クオリア」といい、この部分の異常が口腔内感覚の認識に障害を起こしていると考えられます。

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