高齢、産後の営陰不足、熱病後期の津液消耗などにより津液が不足し、腸管内の輸送能力が衰えて便秘になります。濁陰不降の長期化した便秘では交換や口臭が生じます。恒例の場合は麻子仁丸と六君子湯を用い、産後の気血消耗では四物湯と麻子仁丸を用います。