自然界から得られる後天の気は脾と肺から体内に取り込まれます。脾からは水穀の気、肺からは清気が取り込まれます。ただし、脾肺気虚に陥るといずれの取り込みも不十分となり、易疲労性、呼吸が浅くなる、食欲減退などの症状が生じます。 脾肺気虚に対しては六君子湯と五虎湯を組み合わせたり、補中益気湯と麦門冬湯を組み合わせたりして使用します。