食べ過ぎにより胃に食物が滞ると、胃の受納や腐熟、降濁作用が損なわれます。このような状態を食滞胃寒といい、嘔気、ゲップ、腹痛、胸焼けが生じます。生姜には食滞胃寒を改善する働きがあり、方剤では半夏瀉心湯や六君子湯を用います。