大黄と甘草の二味から成る大黄剤の代表方剤です。大黄は消炎、解熱、清熱作用があり、風邪の陽明病期の消化管(裏)に生じた熱を取ります。さらに腸管の蠕動運動を亢進して便を出す瀉下作用があります。甘草は大黄の働きを調節して効き過ぎや副作用を抑えます。