人生を渡っていくとき、私たちはいろいろな問題に絶えず直面します。そのとき、「成人」の自我状態で大人としての自分の考えや感情、行動をフル回転して問題解決を諮るのが理想的ですが、手に余る問題やきちんと向き合わない習慣が根付いている場合には別の手段を取らざるを得ません。それが脚本に進むことです。
人生脚本に進むとき、私たちは幼い頃に下した決断に合うよう問題を矮小化して受け止めます。それを「値引き」といい、問題をそのまま受け止めて解決するより簡単に馴染みの「魔法の解決」へと導いてくれます。
値引きの例
問題を無視する
問題を軽視する
事実を捻じ曲げる
値引きする対象とは別のものを誇張して、値引きする対象を小さく見せる
大騒ぎする
細かい点をほじくり返す
過度に一般化する
代替案を否定する
相手を貶める
過保護
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