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舌小帯のレーザー切開後の癒着

2024年2月11日

相談: (17歳 男性)

4年ほど前に舌小帯をレーザーで切除したら再癒着し瘢痕拘縮しました。先日もう一度切除しに行ったところ舌の先と歯茎の部分だけメスで切除され、まだ舌小帯と舌下部が癒着しています。しかし、これ以上伸ばすなら全身麻酔で切らないと行けないと言われたのですが切除できるでしょうか?回答よろしくお願いいたします。

回答:口腔内科 樋口均也

舌小帯が短くて舌の挙上が難しいため、舌小帯をレーザーで切除されたのでしょう。傷口が癒着せず順調に治れば、舌が挙上できるようになったはずですが、傷口が癒着してしまったため、期待通りの結果が得られなかったようです。

瘢痕化した組織と舌筋の境界部分を前方から後方へ切開して剥離することにより、舌が挙上できるようになると推察します。 傷口を縫合すれば再癒着も防止できます。本来、大きな持病などがなければ外来の局所麻酔下でも可能な手術なので、全身麻酔を選択した理由が不明です。

 

 

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