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Up!!2014 Extreme Meeting

診察法・検査法 2014年04月24日

4月20日に大阪梅田ハービスOSAKAでUp!!2014 Extreme Meetingという歯科の講演がありました。歯周治療、インプラント、義歯、歯内療法、レジン充填、薬物療法での先進的な治療法が紹介されました。
歯科臨床研鑽会代表の高田光彦先生の講演では、根管充填に用いたMTAセメントが硬化していない部分からのコロナルリーケージの症例が報告されました。MTAセメントは即座に硬化するイメージがあったのですが、そのような問題があるとは驚きです。手練和では硬化している部分と未硬化の部分が混在するようなので、ミキシングガンを使用する方がよさそうです。
前歯部の3級窩洞にレジン充填する際には、唇側面の窩洞の外形をなるべく直線的に仕上げる方がよいと話されていました。レジンと残存歯面との境界部はどうしても境界線が薄っすらと見えるため、縦に直線的な窩洞にすればその境界線をクラックラインのように見せることができるためだそうです。

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