トップページ > クリニックの移転を終えて-Qrayの導入

「クリニックの移転を終えて」

QrayカメラQrayの導入

東京で開かれたシンポジウムに参加した際、韓国からQrayを並行輸入する方法を教えていただきました。移転までに何とか入手しようと急いで購入手続きを進めましたが、韓国とのやり取りには大変手間取りました。特に手を焼いたのが送金手続きです。イランと北朝鮮の隣国には、送金に厳しい規制がかかるという国際事情があるのです。何度も銀行まで出向き、さまざまな書類の提出Qrayビューを終えてようやく代金を支払うことができました。その後、機械は船便で発送されましたが、今度は日本の港での検査で足止めされて1週間程度留め置かれました。結局、届いたのは移転後1週間経ってからです。

幾つもの困難を乗り越えて手にしたQrayですが、院内LANに組みQscav込む作業はもっと大変でした。前述したレボルックスの場合、製造元であるアイキャット社の担当者がモリタの担当者と相談して試行錯誤を繰り返して何とか接続に成功したものの、Qrayの場合は日本に担当者がいないため自己責任で何とかするしかないのです。移転で大忙しの最中に降ってわいた難事業。Qrayを院内LANに組み込むことは諦め、Qrayで取得したデータはデジカメと同様に画像データとしてi-viewに取り込むことにしました。Qrayの専用ソフトには多くの機能が付いていますが、院内LAN専用ソフトのデータを共有することは諦めました。つまり、Qrayによるデータの詳しい分析は専用ソフト上だけで行うことになったのです。
Qray写真Qrayでの写真2



<< 新しい虫歯検知システムへ戻る  ウォッシャーディスインフェクターへ進む >> 

<< トップページへ戻る