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最小限の削除法

虫歯か否かを判定する方法には、いくつかあります。虫歯の部分は、通常組織が軟化しているため、その部分を削るというのが最もポピュラーな方法です。しかし、この方法では虫歯でない部分まで削りすぎてしまうという問題点があります。

歯が軟らかくなっている部分の大部分は象牙質の第1層(外層)で、虫歯菌に感染している正真正銘の虫歯です。一方で、その周囲の軟らかい第2層(内層)は虫歯菌に侵されていないため、削る必要がない部分です。しかしながら、虫歯の境界部分は虫歯の部分(軟らかい)と正常な部分(硬い)が入り組んでいるため、軟らかさを基準として削った場合には虫歯を取り残してしまう可能性があります。

また、虫歯の部分は茶色や黒に変色している場合があるため、色を頼りに虫歯を削る方法もあります。しかし、この方法は硬さを基準として削る方法よりさらに不確実な方法といえます。それは、虫歯になっているにもかかわらず変色していない部分や、変色しているのに虫歯菌に感染していない場合があるからです。

そこで、虫歯の部分だけを正確に削除する最も確実な方法が「カリエスチェック」という虫歯検知液を用いた判定法です。カリエスチェックを使うことによって取り残しなく虫歯を削り取り、周囲の正常な部分は削らずに残すことができます。そのため、無痛修復法にカリエスチェックは必要不可欠ともいえるのです。

歯の正常な部分は削らずに虫歯の部分だけを削除する方法

休診連絡・お知らせなど

  • 第5回 歯科医のためのHeadache Academyにおいて講演しました 2025年1月18日
    2024年11月24日に令和6年度厚生労働省慢性疼痛診療システム均てん化等事業近畿地区主催の「第5回 歯科医のためのHeadache Academy」が開催され、歯科医や脳神経内科医、脳神経外科医、心理士が講演する中、講…≫続きを読む The post 第5回 歯科医のためのHeadache Academyにおいて講演しました first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治
  • 新年あけましておめでとうございます。 2025年1月6日
    本日より診療を行っております。 患者様が安心して通えるクリニックを目指しています。 2025年もよろしくお願いいたします。 The post 新年あけましておめでとうございます。 first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治療.
  • 年末年始休診のお知らせ 2024年12月28日
    本日午前にて本年度の診察は終了致しました。 来年も、歯と骨と歯茎の移植・ドライマウス・インプラント・漢方 歯とお口周辺の病気すべてを診察します! をモットーに診療します。素敵なお正月をお迎えください。 ~午後から診療室を…≫続きを読む The post 年末年始休診のお知らせ first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治療.
  • クリニックのビル外壁塗装工事のお知らせ 2024年11月2日
    2024年11月22(金)までクリニックのビルの外壁塗装工事を行います。そのためビルに隣接した駐輪場が一部使えない状況になっております。ご迷惑をおかけしますが、近隣の市営駐車場(阪急北口駐車場か別院町自転車駐車場)をご利…≫続きを読む The post クリニックのビル外壁塗装工事のお知らせ first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治療.
  • オンライン市民公開講座において講演しました 2024年10月21日
    2024年10月14日に令和6年度厚生労働省慢性疼痛診療システム均てん化等事業近畿地区主催のオンライン市民公開講座「なかなか治らない痛みとの上手な付き合い方」が開催され、整形外科医や心療内科医が講演し、院長も講師の一人と…≫続きを読む The post オンライン市民公開講座において講演しました first appeared on 歯を抜かない治療、神経を抜かない治療.

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