50代 男性
主訴
舌の先が白くなっている。
現病歴
3か月前に舌の先が白くなっていることに気付いた。痛みなどはなかったためそのままにしておいたが、いつまでたっても変化なく、舌がんではないかと心配になり、来院した。
口腔内所見
舌先部に白色病変を認めた。病変は平坦で弾性軟境界明瞭であった。
治療経過
初診時に舌の病変を切除した。組織学的検査で白板症と確認できた。
病理組織学的所見
Tongue,submitted:Consistent with leukoplakia(舌白板症)
「検体は、表面をparakeratosis、不規則なacanthosisを示して肥厚した重層扁平上皮に覆われた組織です。上皮の所々には、granulosisも認められます。Leukoplakiaとして矛盾しない所見です」
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口腔内写真 |
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