万里の長城

北京に着いたのは昼過ぎです。まだ十分に観光ができる時間なので中国旅行のハイライト、万里の長城を訪れることにしました。2度目の私とは違い、他の5人にとっては初めての長城。大変な喜びようです。こうなると飛行機の欠航も悪くありません。私たちは身の回り品のない不自由な一夜と引き換えに、人類が誇る壮大な景観と在りし日々への回顧をこの地で体験できたのですから、ロスト・バゲッジの元は取れたことになります。
ところで、27年ぶりに見る北京の街は変貌も甚だしく、私の知らない煌びやかな大都会に生まれ変わっていて驚きました。かつては街中至る所に見られた平屋の建物、胡同(フートン)が空にそびえる摩天楼に変身しているのです。それでもわずかに残る胡同が、大渋滞で気忙しい北京の大通りにアジアらしい郷愁を醸し出し、経年旅行者の心を和ませてくれたのでした。


登る前にまずみんなで記念撮影!院長がカメラマン

左手に進むと男坂、右手に進むと女坂 登りやすいといわれた女坂を進みました。

女坂でもかなり急で息が切れます。

苦労して登った景色は最高です

院長は登山の格好でやる気十分です!

階段は石がゴツゴツしていて気を付けないと転んでしまいそうです
北京の街並みへ進む
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