指圧とお灸

この後、順番に処置室に呼ばれて治療が始まりました。最後に呼ばれて入室し、指示通り上半身裸になって、首筋から背中にかけて入念な指圧を受けます。途中でマッチを擦る音が聞こえたと思ったら、すぐにもぐさを焚く臭いが立ち込めました。いよいよお灸が始まります。初めてなので内心はドキドキです。はじめ首筋がほんのりと温かく、いい気持ちだと思っていたら徐々に熱くなり、遂には痛くて飛び上がりそうになりました。もう限界と思った瞬間、もぐさをはずしたようで痛みを感じなくなりました。結局首筋4か所に順に据えられたお灸は、こちらの気持ちを見透かしたかのように絶妙のタイミングで取り除かれました。最後は、カイロプラティックのように背骨を「ボキッ、ボキッ」と鳴らして終わりです。

帰国後に購入した電気温灸器

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