第10回日本口臭学会へ、7/13.14に参加してまいりました。
今回は東京の日本歯科大学生命歯学部にておこなわれました。
大学病院から五分ほど歩いた場所に歯学部があります。
1日目は日本歯科大学附属病院心療歯科診療センター長 岡田智雄先生の「症状に執着する患者にどう対応すればよいか」という演題で、具体的にお話していただきました。
精神科療法の1つに認知行動療法というのがありますが、それについてどのような話しをしているかという例をあげながらの公演でした。
まさにわたしが日々悩んでいることです。
問いかけによって、知り得る内容が変わってくると思うので、実際の会話を知りたいなと常日頃思っておりました。
他何種類かの精神療法をわかりやすく、説明されました。すべてにいい面があります。
わたしが患者様に関わる時に、1つの精神療法に偏ることなく、合っているものを選択できるようになりたいと思います。
またアンガーマネジメント(怒)についての話もあり、なんだか痛いとこを突かれた気持ちになりました。
日常生活に誰でも取り入れることができ、感情のコントロールをすることができます。
仕事中もそうですがプライベートの時も怒の感情は楽しくありません。
怒りを覚えたら最初の6秒間をどうやり過ごすかが、重要だということです。
私が怒りを感じる時はほとんど同じでした。
それは "こうあるべきだ"という自分の理想と現実のギャップがあったからだと気付きました。
自身の許容範囲の狭さゆえのことです。
精神療法を学ぶのは仕事で必要だけではなく、自分自身を高めてくれるものです。
1日目終了後、すぐそばに靖国神社があり、ちょうど「みたままつり」としていましたので、寄ってみました。
このみたままつりも特別公演をしてくださった岡田先生が話してくれなかったら、行くことはなかったです。
両サイドに提灯がかざっており、とてもキレイです。そしてとても賑わっています。
仙台の七夕祭りを思わせるような、大きな提灯も飾っています。
門にも大きな菊紋が書いているので、迫力あります。
そして遊就館という展示室もありました。
大展示室には戦時中に使用した武具を展示しておりました。
お祭り後は神楽坂まで移動し、数名の先生方と親睦会をして帰りました。
2日目は教育公演です。
「クライエントの成長を実現する『医療面接』の達人となる」という演題でNPO法人 健康と病いの語りDIPEx-japanの理事 中村千賀子先生です。
医療面接とは医療者から患者に主訴や現病歴などを訪ねる医療行為を言います。
病院を受診したからといってもいきなり治療はできませんので、お話を伺います。
医療者と患者が相互関係になれるようにします。
自分の思いだけではなく、やりとりの中での気づきができるようにすることが大切です。
医療者と患者という立場であってもコミニケーションが大事です。
コミニュケーションといってもDoing-oriented(問題中心)とBeing-oriented(人間中心)があります。
やはり相互関係を築くにはBeing-orientedです。
お互い持ちつ持たれつしながら、治療をすすめていくほうが良いとのことです。
学会終了後、浅草を観光して帰ることにしました。
何度もTVで見ている雷門ですが、やはり実物のほうが大きさを実感できます。
そして私を含む、観光客の多いこと!
半分くらいは外国の方々のように思います。
門をくぐり、仲見世通りを進むと浅草寺に到着です。
お線香を購入し、香炉には沢山のお線香が焚かれていますので、熱すぎて中々あげることができませんでした。
他の方はどうやっておいたのでしょうか?
途中、右を見るとスカイツリーが見えました。
あえなく曇りのち雨だったので、上の方は雲の中で見えなくて、残念でした。
あまりお腹も空いてなかったのですが、せっかくなので「もんじゃ焼き」を食べて帰ることにしました。
近くに有名店がありましたので、さっそく1人もんじゃです。
1番人気の明太もちチーズもんじゃとビール!最高です!
とても軽くて、一枚では物足りない…まだ食べたいと思い、メニューを見てみると "とろ天 "いうものがあります。
とろ天とは生地はとろろのみで、小麦粉は入っていないという説明を受けました。
これを食べて見ることに。
生地はとろろのおかげで、粘りがあります。
食べるととろろのみなので、ふわふわで軽いです。
お好み焼きなら2枚も食べるとお腹がはち切れそうになりますが、もんじゃと、とろ天なら私にはちょうどいい感じです。
お腹がすいてないのにも関わらず、2種類食べて帰るのは、やはり食いしん坊なんだと自覚しました。
地域の範囲は詳しくわかりませんが、東日本ではフルーツの杏がよく売られているようで、お祭りの屋台でもあんず飴というものが売られていました。
りんご飴みたいに硬い飴ではなく、水飴がついてるようで、氷の上に乗せて、並べられていました。
果物屋さんでも、杏ジャムのような駄菓子が何種類か、杏のドライフルーが数種類ありました。その果物屋さんに「西には売ってないわよ」と教えていただきました。
関西にもこちらにしかないフルーツがあるのかな?と興味がわきます。
今年は東京ということもあり、交通の便がいいので、ゆっくりと散策をすることができました。
本当はもっといろいろ行きたかったのですが、荷物が重く肩が痛かったのと、歩きすぎて足も痛かったので、一ヶ所のみでしたが、十分堪能出来大満足です。
来年は福岡で第11回目の学会が行われます。来年もまた更なる知識を深めに行きたいと思います。
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