マレーシア学会発表、医院旅行 クアラルンプール
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2010年11月9日から11日までの3日間、「第9回アジア予防歯科学会国際大会」に参加するためにマレーシアを訪れました。2年に1度、秋にアジアの都市で開催されるこの学会ですが、今回はマレーシアの首都、クアラルンプールが舞台です。クアラルンプールといえば、いうまでもなく、今や世界最先端の科学技術が集約したアジアの大都市ですよね。
ところが実際に足を踏み入れてみると、有名な超ノッポビルやハイテク研究施設の存在とは裏腹に、どこか懐かしく、深遠なノスタルジーを呼び起こす不思議な街なのです。同じアジアの東の果ての一国に身を置く人間の心の琴線に触れてくる、とでもいえばいいでしょうか。その意味においては、どこまでも人工的な印象を残す大都市、シンガポールとは好対照です。
ところで、学会の会場は市の中心部に位置する「イスタナホテル」でした。すぐ近くにクアラルンプールのランドマーク、「ペトロナスツインタワー」とよばれる銀色の美しいフォルムを持つ双子の高層建築があり、とても便利なロケーションです。