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「クリニックの移転を終えて」
歯科医院経営セミナー
そして、次の歯科医院経営に関する講演がまた驚きの連続でした。歯科用CTを設置している歯科医院が4軒に1軒の割合にまで増えてきているというのです。歯科用顕微鏡も同様です。
当時、歯科用CTや歯科用顕微鏡もいつかは必要な時代が来ると思っていましたが、設置している医院はまだまだ少数派だろうと俯瞰していたのです。それが4軒に1軒。もうそんな時代になったのか、何とかしなければいけないと少し焦り始めました。
家に帰ってから配られた資料を読み返してみると、4軒に1軒という数字はその講師が開催する医院経営の勉強会に参加している歯科医院を調査対象とした数字でした。つまり規模が大きく、最新機器を取り入れる意欲の高い集団と見なすことができます。その条件下で4軒に1軒ということは、歯科用CTや歯科用顕微鏡を既に設置している歯科医院はやはり少数といえそうです。