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「クリニックの移転を終えて」
レボルックスとの接続
このように、診療に用いられるデータの全てが複数のソフトで相互にやり取りされ、院内の全てのパソコンが接続されて情報を共有しています。当院では機械とソフトを歯科医療機器大手メーカーの株式会社モリタの製品で統一することにより、高度な院内LANシステムを実現しているのです。
しかし、アイキャット社製のCT「レボルックス」をシステムに加えるのは困難を極めました。原則的にモリタの院内LANに他社製品を接続すること自体が不可能で、接続できたとしても問題なく機能するかどうかの安全性がまだ確認できていませんでした。
この問題を解決するため、アイキャットとモリタ両社の担当者間で何度も話し合いの場が持たれました。幾つかの案が提出され実際に接続テストが繰り返された結果、ようやく相互間のデータのやり取りが可能となりました。