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口腔内科2

ORAL MEDICINE

口腔内科の治療

口腔内科では、たとえば糖尿病や心臓病などの全身疾患を持つ方の歯科治療を安全に行うため、全身を管理したうえで必要に応じて他の専門診療科と協力して治療を進めていきます。また、心の問題から生じるお口の症状や病気の治療を行います。歯には問題がないのに口腔に違和感あるいは不快感がある、自分の口のニオイが気になる(自臭症)、入れ歯や差し歯がどうしても馴染まないなど、多様な症状に対してメンタル面からアプローチします。さらに、神経学的な問題や口腔粘膜の病変を持つ患者様の診療も口腔内科が担当し、歯・口・顔面の痛みやしびれ、運動障害の治療(ペインクリニック)を行います。たとえばお口や顔面に慢性の痛みがある、あるいは原因不明の痛みや運動障害、顔面の感覚がおかしいなどの症状に対して診断と治療を受け持ちます。また、歯科人間ドックではお口の健康状態を総合的にチェックします。

お口の病気は、周囲の組織(噛み合わせの筋肉や肩・首の筋肉)や神経そのものに起因する問題で痛みが生じている可能性もあります。また、慢性的な痛みの場合は身体だけでなく心のストレスが原因となっている場合もあり、一般的な歯科治療だけでなく長期的に対応していくことが必要です。顔や口の慢性病は、カウンセリングや抗うつ剤・抗けいれん剤の内服、局所的な薬剤の投与、神経ブロックなどを併用して心身両面から治療を行います。また歯痛や舌痛、白血病などの全身疾患や皮膚疾患に伴う口腔粘膜疾患、味覚異常やドライマウスによる口腔機能の低下に対しては血液検査を行い、全身状態の評価を行ったうえで治療をスタートします。

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