Qrayの原理
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原理 |
青色の可視光線を歯に当てると光は歯の表面で反射し、緑色の蛍光が発生しますが、むし歯によって歯の表面の性状が変化すると、その部分で乱反射したり吸収さ
れたりして、反射する緑色の蛍光が弱くなります。その結果、初期むし歯の部分のみ色合いの異なる緑色がくっきりと見え、正常な部分と区別することができます。
青色の可視光線が細菌の代謝産物であるポルフィリンに当たると、赤色の蛍光が発生することから、歯の表面に付着したプラークや歯石が赤く見えます。また、むし歯でできた穴の内部にはプラークが蓄積しているため、むし歯の穴も赤く染まって見つけるのが容易になります。