いきみといきみ逃がし

その他 2022年03月01日

保田晃宏先生のスポーツ歯科の理論では、スポーツ選手が力を出すときに噛みしめるとうまくいかないということです。主として顎二腹筋を用いて下顎を固定し、咬筋を補助的に用います。この時に噛みしめてはいません。体幹の動きに対して下顎を固定しておくと、機敏に反応できます。
大きな力を出すときの呼吸法は「いきみ」で、噛みしめる代わりに声を出します。力をコントロールする際は「いきみ逃がし」をして声を抑えます。松井選手や筒香選手がインパクト時にいきんで声を出します。イチロー選手や大谷選手はインパクト時にいきみ逃がしをします。大谷選手がバレルゾーンに打ち出せば、力を入れなくてもホームランが打てるということです。

 

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