アリヤバル寺

ウランバートルで宿泊したスプリングスホテルからそう遠くない場所に、アリヤバル寺があります。中央の祭壇には、えんじ色の袈裟をまとった僧侶が二列に相対してお経を上げている最中でした。まるでアルペンホルンのような形の笛や銅鑼を奏でながら、お経が続きます。チベット仏教がモンゴルに根付いていることから、お経はモンゴル古来の縦文字ではなくチベットの横文字で書かれています。見渡せば、堂内の仏様も読経の風景も、映画やテレビで見たチベットのお寺にそっくりです。

涅槃図。中心には日本の仏教にはないチベット仏教独特の仏様が描かれているそうです。

左右に並んだ僧侶。食事もこの席で済ませていました。

チベット由来の長い笛、ドゥンチェン

参拝者が銘々、仏像の前に燈明を供えていました。

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