ウフル・ケニヤッタ

時事問題 2015年02月03日
ウフル・ケニヤッタ
ケニア大統領のウフル・ケニヤッタは建国の父であり国名の由来ともなったジョモ・ケニヤッタ大統領の息子です。その毛並みの良さから2013年以降、父と同様に大統領職に就いています。
同志社大学を創立した新島襄先生と同じくアメリカ東海岸の名門校であるアマースト大学を卒業しています。その経歴からしてアメリカ流の民主主義は十分に身につけていると思われます。

しかし、彼は大統領就任前から国際犯罪人です。正確に言うと今のところ容疑者ですが、2007年の大統領選挙後の国内暴動で多数の死者が出たことに対する 責任を問われています。彼は当時副大統領を務めていました。この罪を裁いているのはハーグにある国際司法裁判所(ICC)ですが、裁判は何年にもわたって 続いています。
現職の大統領でありながら法廷にも出頭しています。真相は今のところ闇の中ですが、ケニア国内やアフリカ諸国は大統領を支持していて、旧宗主国対植民地の争いの様相を呈しています。
https://www.standardmedia.co.ke/…/five-myths-about-bensouda…