エンテベ空港奇襲作戦

ハワイ 2019年06月12日

アテネ発パリ行きのエールフランス機がハイジャックされ、ウガンダのエンテベ空港に立てこもった事件は私が中学2年生の1976年に起こりました。毎日、新聞の国際欄を隅から隅まで熟読していたので、大変興味を持って成り行きを見守っていました。
この事件はイスラエル軍が無断で空港に侵入し、ハイジャック犯6名全員を殺害し、人質の大半を救出することに成功します。空港にいたウガンダ兵はイスラエル軍と闘いますが、最終的にイスラエル軍が空港全域を制圧し、数十名のウガンダ兵が戦闘中に死亡しました。世界中が呆気にとられた強行作戦でしたが、国際政治は力が全ての世界だということを実感した事件でした。
この奇襲作戦の前の話ですが、エンテベに着いたエールフランス機はユダヤ人を除いて解放されました。しかし、機長は残りの乗客を残して解放されることを拒み、他の乗員も全員機内に残りました。この時のミッシェル・バーコス機長が95歳で亡くなったという新聞記事でした。

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