クルツ氏

軟臥車のコンパートメントには向かい合わせに上下2段、計4台のベッドが据えつけられています。向かいの席はドイツ人のクルツ(Dr.Kurtz)氏で弁護士だそうです。労働法と家庭法が専門でフランクフルトの近くの町に法律事務所を持っていると言っていました。ラサに3日滞在した後はネパールのカトマンズに抜ける予定だそうです。
 
クルツ氏は以前にもチベットを旅した経験があり、「自分は標高3000m台であれば高山病にはならない。4000mを超すと症状が出て来る」といっていました。「高山病予防にはダイアモックス、イブフロフェン(頭痛薬)、バイアグラ」の組み合わせがよいといわれています。自分は試したことがないけれども」とも言っていました。

クルツ氏はバチカンに関する本を読んでいました。ベネディクト16世がドイツ人であったことと関係しているのでしょうか。

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