ゴビインバヤンブルドⅡツーリストキャンプ

ゴビインバヤンブルドⅡツーリストキャンプ
バヤンザクの断崖が遠目に見える場所に、ゴビインバヤンブルドⅡツーリストキャンプがあります。このキャンプでは、ツォゴーさんの舅であるプテヴさんが出迎えてくれました。プテヴさんはモンゴル民主化後、訪ねてくる観光客のために仲間4人と共に
ツーリストキャンプの経営に乗り出したそうです。その後は紆余曲折を経て仲間から独立し、現在は二つのゴビインバヤンブルドキャンプを家族で運営しています。
プテヴさんによると、日本や韓国からの観光客が多かったのは1990年代のことで、2000年以降はめっきり少なくなったそうです。おそらく日本の金融危機や韓国のIMFショックが原因でしょう。従って、このツーリストキャンプを訪れる客のほとんどが、今ではドイツ人やフランス人、そしてアメリカ人だそうです。2つ目の理由として、旅行日程の短い日本人にとって、ウランバートル―南ゴビ間の割高な航空運賃がネックになって足が遠のいているようです。日程に余裕のある欧米人は、ウランバートルから4WDやバスに乗って陸路で来るため、金銭的な負担が少ないのでしょう。たっぷり2週間のバカンスを楽しむ習慣を持つ欧米人が、ちょっと羨ましくなりました。

入り口の右手に腰かけているのがオーナーのプテヴさん


鶏肉でだしをとった昼食のスープ

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