タデオナール

雑草あれこれ 2016年02月12日

「タデ食う虫も、好き好き」という言い回しがありますが、蓼は独特の辛味があり、薬味として用いられます。蓼の辛味成分はタデオナールといい、虫に食べられるのを防ぐ効果があります。
写真はイヌタデですが、同じ蓼の仲間ですがこちらは辛みがありません。辛みがなく、薬味としては何の役にも立たないことからこの名が付きました。雑草名に「イヌ」が付く場合、その多くは「役に立たない」という意味が込められています。

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