フェムト秒
高速カメラは1万分の1秒の瞬間を切り取って静止画にし、電子回路は10億分の1秒で動作します。大阪大学産業科学研究所ナノ極限ファブリケーション研究分野は1000兆分の1秒(フェムト秒)の瞬間を観察するために電子ビーム(レーザー)を用いています。1フェムト秒の間に光は0.3ミクロンしか進みません。
コバルト(ベータトロン)棟の写真の左隣の部屋にフェムト秒クロム・フォルステライトレーザー発振器があり、写真の再生増幅器で加速します。奥には大きな電子顕微鏡(時間分解超高圧電子顕微鏡)が据え付けられていました。