フレベの滝
知床半島の断崖絶壁から100mの落差で流れ落ちるフレベの滝を見ようと遊歩道の入り口に向かいました。遊歩道の入り口には国立知床鳥獣保護区管理センターがあり、「ヒグマ目撃情報 受付中」とありました。
ヒグマは週に何度か目撃されるようですが、特に意識せず遊歩道を進んでいくと、左手の斜面の笹原でガサゴソと音がします。特に気にせず進んでいくと物音も同じ方向に進んでいるように思えました。ふと左手を見ると10~20m先の笹の中からこちらを向いたヒグマが見えました。
目を合わさないようにして引き返しましたが、ヒグマは追いかけてはきませんでした。早朝で、霧がかかっていて、周囲には私一人しかいないという条件は、ヒクマと鉢合わせする一番の条件だったと思います。
国立知床鳥獣保護区管理センターに入って目撃を報告すると、「すぐに閉鎖します」と教えられました。この日はしばらく遊歩道に入れない状態になったのだと思います。