乗鞍岳畳平
当初の目論見では御嶽山に登った翌日に恵那山（2191m）に登る予定でした。ところが予定を1日早めて8月11日に御嶽山に登った翌日に台風8号が日本の南海上で発生し、東海地方に近づいてきていました。そのため、12日の長野県南部や岐阜県美濃地方は1日中雨予報でした。
学生時代に台風が東海地方を通過するのが予想される中で穴見アルプスに登りました。台風は予想通りに上陸し、3000mの稜線上で台風に見舞われて大変な思いをしました。今回は自重して恵那山登山はあきらめましたが、木曾の少し北の松本の松本は曇り予報となっていました。このため、急遽乗鞍岳に登ることにしました。
明け方に目を覚ますと、窓の外は雨で、道路は川のようになっていました。北上すれば曇りかも、と思いながら幾つかの高原を通り抜けて乗鞍高原に向かいました。道中の山道はどこも雨でした。日本一標高が高い畳平のバス停についても雨で、ガスがかかって山はどこにも見えませんでした。
