全身の痛みと全身の微細動

学会・研究会 2022年10月11日

「不自然な動きをしてカンカン音が出るようになる。(それ以前はクリック音はなし)何より顎や顔、頭から首、のど、肩、胃の周り、骨盤、手足まで波打つような突っ張り感や剝がされるような痛み、特に頭痛のような激痛、四六時中動く(内側で起きているので外からは確認できない)という耐え難い不快感で、その症状から全く出られず、生きるのがつらく、精神的にかなり追い詰められた状態」と書いたメモを持参して来院されました。

神経内科でも診断がつかなかったので、やはり診断はできませんでした。プレガバリン(リリカ)、アセトアミノフェン(カロナール)、アミトリプチリン、ノリトリプチリン、セルトラリン、クロナゼパム、ロフラゼプ酸エチル、ゾルピデム、アリピプラゾール、酪酸菌配合酸を順次使用し、3年後に寛解しました。