半生記② 【入社後】

書道は入社して少しの間はやめていましたが、また再開するようになり、書道団体(伊丹の書道研究いずみ会)に入って勉強していました。この時師範でした。師匠が亡くなり、会では派閥があったため居づらくなり退会しました。松下にも文化サークルが設立され、絵画、お花、お茶、書道があり、書道は伊丹の先生が指導に来ていて、休みの日に習っていました。年に2回展覧会があり必ず出展し、京都の岡崎美術館や、日展にも作品を出展しました。お寺や、学校の体育館を借りて、立って書いたりします。清少納言の枕草子も巻物で書きました。そんな大きな作品でも出展した作品は展示が終わると破って帰ります。