口腔機能障害外来
山口県岩国市で開業している佐々生康宏先生は大阪大学歯学部顎口腔機能治療部の出身です。医院でも口腔機能障害外来を開設していて、睡眠時無呼吸症候群、摂食嚥下障害、発音障害、ドライマウス、障害者歯科の専門的な治療をされています。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群に対しては持続陽圧呼吸療法(CPAP)か口腔内装置を用いて治療します。口腔内装置を用いると、睡眠中に下顎前方位を保つことができ、舌根沈下を防ぐことで気道抵抗を減らし呼吸しやすくします。
治療前に口腔内装置の効果を予測できる方法を紹介されました。嚥下内視鏡を鼻から挿入して下顎前方運動時の咽頭腔が拡大するかどうかを確認します。拡大するようであれば、口腔内装置の効果が約束されます。